ひとひら


信じて待つ
 


人生には、本当に、色々な悩みやトラブルがあります。
子どもの時には子どもの悩みや苦しみがあり、親になれば親としての悩みや苦しみがあり、年を取ればまた年を取ったことから生まれてくる悩みや苦しみがあります。
人は生きている限り悩みや苦しみから逃げることは出来ないのです。
生きると言うことはその「悩みや苦しみと共に生きる」ということに他なりません。
ですから、悩みや苦しみから逃げることばかり考えている人は自分の人生そのものから逃げていることになります。
でも、それでは余計に悩みや苦しみが増えていくばかりなんです。

神様はその人が負いきれないほどの苦しみは背中に乗せません。
ですから、それを信じて立ち上がってみてください。
そして、前に向かって動き出して下さい。
すると、自分には必要のない苦しみはこぼれ落ちていくものです。
そして、本当に自分が背負わなければならない苦しみだけが残っていくのです。
でも、それはあなたを成長させるために必要な苦しみですから逃げないでください。
その苦しみを大切におぶっていくとやがて大切な宝ものに変わっていくのです。
苦しみ自体は消えなくても、不思議なことに苦しみが喜びを呼び寄せてくれるのです。

問題は、苦しいと言って動かなくなってしまう人や逃げ回る人です。
動かない人の背中の苦しみはこぼれ落ちていきません。
むしろ乗りやすいのでどんどん苦しみが乗っかっていきます。
そして時としてつぶれてしまいます。
逃げ回っている人は自分の人生を見失い、喜びや幸せと出会うことが出来なくなります
喜びや幸せというものは自分の人生をしっかりと生きているものにしかやってこないからです。

でも、今まで動かなかった人が動き出すためには膨大なエネルギーが必要になります。
今まで動いていなかったので悩みや苦しみが鎧のように固まってしまってその人を覆ってしまっているからです。
時として、外を見ることも出来ないほどに覆い隠されてしまっています。
人の言葉も届かなくなってしまいます。。
人の言葉も届かないほどに苦しみに閉じこめられてしまっている人をそこから出してあげるためには、そばにいて信じて待つ以外にはないと思います。
「信じる」という働きかけがその苦しみの鎧を溶かすのです。

信じてくれる人がいることで人は自分の人生を生きるエネルギーを得ることが出来るのです。
「信じる」と言うことは時としてどんな方法より強力なんです。



 
 
 
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